【音楽】

今日の画像は「はまぞう」との直リンじゃないです。

あさき〜神曲

何となく、何となくではありますが、
irisに激推奨
詳しくはこの下読んでくれ。



さて、僕はギタドラなどを全くやらないのでこの人の事を知りません。
higherが貸してくれたので聞いてみよっかなと。
まあまず1)【蛹(さなぎ)】の最初を聞いたときの正直な感想として、DREAM THEATERからの影響がかなり強い気がしました。序盤の変拍子やギターの感じがかなりDREAM THEATERのそれに似ていて、「変態メタルか」と。
上の「変態メタル」に、入れても別に問題ない「プログレ」を敢えて入れなかったのは、時間的にも6分と、恐らくプログレを意識しているんだろうけど、長いだけ変拍子の多用だけがプログレじゃないからね。で、悪い曲じゃないんだよ。僕は基本的に歌詞は聴かないので、リズムやアンサンブル、ギターやドラムやベースに耳が行くんですが、ドラムはまあ上手いかな。歌詞は読んだら変態感はあふれ出てるね。
終わり方が若干ヘタクソかな?途中で切っても僕はいいけどやっぱりすっきり終わって欲しい。




2)【蛍】は全体を通してヘヴィ・ロック(この言い方って嫌いだな)な感じ。ドイツのRammsteinをなぜか想像した。
なんかいいたい放題になるけど声が変なとこから出てくる感じがある。喉でも腹でもない、変な声のノビ。聴いたら「あ〜」って思ってくれる事を信じてる。
また終わり方が「???」な感じ。




3)【幸せを謳う歌】は、なんかビジュ系のそれを感じてしまいいまいち受け付けない。これはダーティなハードロックって感じかな。陰陽座はこんな感じだね。あっちのヴォーカルは女だけど。これは日本V系特有のサウンドだと思う。(個人的に)気になる終わり方は、恐らく次の歌につなげたいんだろう。




4)【この子の七つのお祝いに】は、かなり変拍子が使われている。この人は
最近のDREAM THEATERに傾倒してたのかな?DREAM THEATERの一番新しいアルバムの「Octavarium」をイメージしてしまう。あっちのほうがテクニカルではあるけど。
僕は2ndの「images and words」が断トツで好きなんだけどね。
で、やっぱりここでもV系の匂いがする。終わり方は僕の中では一番マシ。




5)【予後の音】は、題名でストリングスとピアノ出てくるだろうな。と思ってたらホントに出てきた。この辺で4分台のゆっくりした曲を入れるのは正解な気がする。ここまでだったら1が一番好きかな。




6)【月光蝶は】、陰陽座臭が爆発。
このアルバムのストリングスは、アルバム全体を通しての「妖艶さ」を引き立てるのに凄くいい。
どうでもいいけど陰陽座ファンに「陰陽座ってV系だよな」って言ったら怒られる。と言う話をきいたことがあります。また*1ANGLA終わりかよ!



7)【赤い鈴】は、この言い方は適切なのか分からないけど、オールディーズ風ハードロック。う〜ん、しっくりこない。まあこれも短い。(4分じゃもう短いと言う感覚になってきてる)



8)【雫】は、ジャパニーズハードロックだね。あさきの日本的な世界観がそう感じさせるのか?



9)タイトル曲【神曲】です。最初は精神的恐怖サウンド(さっきから俺が使ってる言葉って本当に使うのかな?)から始まる。ANGLAGARD的な気も少〜しみられるから、この人はGENESISも聴いてたんだろうな。と思って歌詞を見てみると、手法がかなりGENESISに似た演劇性音楽である。声色を変えたりするのも似ているわけではないがピーター・ガブリエル手法だしね。ハードロック版GENESISって感じかな。終わり方?もちろんANGL(ry



10)【空澄みの鵯(ひよどり)】は、なんか「この曲は必要か?」と思わせる。
なんか曲が強引に「もうこの曲で終わり」的雰囲気を出している。



全体を通して、こういうのはアリだと思う。でもこういう世界観が嫌いな人は嫌いなんだろうな。


それでは。

*1:ANGLA終わり…「なんでそんな終わり方になんねん!」と、聴いている人が突っ込みたくなる終わり方を得意とする南米のメタルバンドANGLAのような終わり方。典型的なのは、アルバム「Angles cly」の「carry on」