【旅行】

飛行機は、フランスを目指して飛んでいた。
僕は、初めての海外旅行にもかかわらず、未だに状況をよく掴めなかった為に、実感がわかなかった。
1ヶ月ほど前、母から、
「今度、ヨーロッパ行きます。」と、僕に告げた。
本当に唐突だった。
話がある。とは言っても、僕の予想よりもはるかにかけ離れていた。
行き先は、ドイツ・スイス・フランス。
それから1ヶ月。僕は飛行機に乗ってもまだ、実感がわかなかった。
飛行機は、北海道を越え、ロシアを横断していた。
僕は時折窓の外を見ながら、持ってきたi podで音楽を聴いていた。
外は、ずっと明るいままだった。眠気が来ない。全く眠れない。ようやく眠気が襲ってきたのは、着陸まであと2時間ほどの時だった。しかし、機内食もあり、結局40分ほどしか眠れなかった。
フランスのシャルル・ド・ゴール空港には、ほんの1時間ほどしかいなかった。
それから、フランクフルト行きの飛行機に乗り換えた。
今度は出発する前からもう眠っていた。
起きると、そこはすでに空港だった。かなり長い間寝ていたらしい。
フランクフルト空港は、とてもい面白い空港だった。
シャルル・ド・ゴール空港が、デザイン的な曲線で作られたものだったのに対し、フランクフルト空港は、
ドイツらしい、工業的で角ばったデザインであった。
もちろん、僕が気に入ったのは校舎の方である。
一日目は、その後すぐにホテルに行き、眠った。


まあこんな感じで書いていくんで。
それでは。