【音楽】
- アーティスト: Dragonforce
- 出版社/メーカー: Noise
- 発売日: 2004/05/11
- メディア: CD
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英語では表現しにくいような細やかに細分化された言葉が、平然と出せるという高度さ。
言語の中でも状態や状況を表す上ではかなり高度な言葉だと思います。
前置きがうっとうしいと言う突っ込みは無しで。
で、はい。ドラフォの2ndです。
このバンドにも、「光速」という、このバンドの特徴にぴったりの言葉を日本語は持っています。
やっぱり結構賛否両論のあるバンドです。
確かに「速いだけ」「一辺倒」「ボーカルがヘタレ」「ウニャウニャギターがキモい」など、
言われれば、正直全く反論できません。
僕だって、
同じフレーズを1曲で2回使うのはどうか
と思いました。って言うかそのフレーズもう1st,2ndあわせて3,4回は使われています。それは無しだろサム・トットマン。
ただ僕は結構肯定的に捉えています。
この2ndアルバムからブラックメタル畑の人にドラムが変わり、
「メロスピにブラスト」というありそうでなかったスタイルを確立しましたし、
二段ロケット式ギターソロもなかなかかっこいいし、
ヘルマン・リとサム・トットマンのツインギターは、ちょっとワーミー使いすぎな点や、多少薄っぺい部分あとサムの酒癖の悪さは感じるものの、「速いツインギター」と言う点では世界最速じゃないかと思う。
#1 My Spirit Will Go Onのようなとんでもないギターソロや、#2Fury Of The Storm のしょっぱなで見せるブラストには思わずガッツポーズが出るし、メロスピのお手本のような#3 Fields of Despair、いつもどおり、
たった一曲のバラード#4 Dawn Over A New World,
ギターがバカ唸っていて隠れがちではあるが実はかなりの実力があるKey、ヴァディム・プルツハノフ のイントロで始まる♯5 Above The Winter Moonlight,壮大なコーラスに乗ってはじまる#6 Soldiers of the Wastelandこれもかっこいいいや他の曲と結構似てて説明しにくい#7 Prepare for War
どこか中華チックなイントロから始まる#8 Once In A Lifetimeなど、
速いだけと言っちゃったらそれまで
で、
速くてナンボ
的な潔さがとてもいいと思う。
世界的に売れたら(もう売れてんのかな)いいな。
それでは。