【音楽】

一触即発+2(紙ジャケット仕様)

一触即発+2(紙ジャケット仕様)

森園さんは何食って育ったんだ?どうやったらそんなに上手くなる?茹でた弦か?
とまぁいってみたわけですが、全員上手いです。ハイ。
このアルバムで僕が推したいのはやはり、
4)一触即発と、6)空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ
でしょう。
一触即発は、キーボードが鳴らす出だしのたった一音からものすごい緊張感が滲み出てます。
このハードロックパートは、当時の日本で最高峰の出来だと思います。僕の知ってるかぎりで、この曲に肩を並べるのは、「私は風」ぐらいでしょうか?
転調してPink Floyd調になるんですが、そこにあるのは紛れもなく「四人囃子」の音です。
歌詞もかっこいい。
6:52からのパートのかっこよさは一瞬Dream Theaterな気分になります。いいすぎだったらスイマセン。
7:33から一気に緊張感が増してきます。ここでその役割を大きく握っているのキーボードでしょう。
このあたりまで来るともう完全なハードロックです。
歌詞は、さっきまでの歌詞に出てた男の子(そんな気がする)の頭おかしくなったんじゃないか?と思うような事になってます。
この異常な緊張感を保ったまま絶妙のタイミングで最初のパートに戻るわけです。
もう悶絶モンですよ!!
そして、ピンポン球がビンの中に入るような音がしてこの曲は終わるわけです。え


「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」は、出だし3拍子の後、早めのフロイドのようなパートがあり、
とんでもない歌詞が入るわけです。出したらまずそうなんで、こんな話だ、と言うのを。




星の出ていない夜に、弟と手をつないで丘の上に立っていると、空飛ぶ円盤が来た。
円盤は、「映画に出たことのない人は乗せてあげられない」といった。
弟は1度だけ映画に出たことがあった。
空飛ぶ円盤に弟は乗り、いつか映画で見たように、あとはススキが揺れるだけ



とまぁ、
電波ソングときかれると正直返事に困るんですが、
間違いなく名曲です。
紹介でききれてない気がするのは仕様です。
それでは。