【学校】

僕のクラスは、本当にいつも移動教室のときに鍵をかけ忘れて、黒板に、
「鍵未施錠です」等と書かれてるわけです。
おとついも、鍵を閉め忘れていたんですが、帰ってくると、こんな言葉が黒板に書かれていました。
「また鍵をかけ忘れています。
何度も言っているはずです。鍵を閉めましょう。
でも別に閉めなくてもいいです。」

あぁ、やっぱり鍵を閉めないとい…
おかしい


僕だって高校生だし、「でも別に〜」のまえに、カッコつきで「もし物を盗まれてもいいのなら」という警告が入っていることぐらい分かる。
しかし、よく考えて欲しい。この文章はおかしい。
すべてを惑わせているのは「でも」だ。もし、「でも」が、「もう」などなら、素直に反省してまた鍵を閉め忘れるのだが、「でも」がはいることによって、急に168°ぐらい態度が変わってしまってる。
こんな面白い文章放っておくほうが間違ってる。先生もそれを分かって僕達を試しているはず。


やはり学年主任の先生は僕達をりっぱな(ボケ・ツッコミに耐えられるという意味)大阪人に育てようとしてくれているんだ。
先生。僕達はそう思って今日もまた鍵を閉め忘れ、次なる巧妙なボケに備えます。