【その2】
- アーティスト: Dragonforce
- 出版社/メーカー: Roadrunner Records
- 発売日: 2006/06/20
- メディア: CD
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そんな状態で、Sonata Arcticaを凌いで(Sonata今なんかやる気ないみたい)若手で一番頑張っているのは恐らく
このDragonforceだろう。
2ndで、ありそうでなかった「メロスピにブラスト」を導入し、相変わらずバカの一つ覚えのように疾走する様が面白く、日本のオリコンでも13位という、なんだかとんでもないことになってきているバンドである。
で、この3rdだが、特に新しい事はしていない。
変わらないところは、
- 8曲中7曲疾走
- ギターピロピロ
- アーミーウニャウニャ
いや、細かく言うと変わってるんだよ。だけどさぁ、結局8曲中7曲疾走じゃねぇ…。
で、細かく言うと、
- メロディの質が上がってる。
- ZPサートの歌唱力が段違いに上がってる。
- また一曲が長くなった。
- 上手い事転調できるようになった。
- 前作よりキーボードが目立ってキラキラしだした。
あ、意外と変化してるな。でもまぁ基本が山のようにどっしりあるから変化しにくいのかも。そう考えると頑張ってるね。
で、曲はというと、
1)のThrough The Fire and Flamesがたまらなくかっこいい。2段ロケット式ギターソロである。というかもうこのアルバムのハイライトである。PVが山ほどYoutubeに転がっているが、実は意外とキーボードの兄ちゃんが動きまくっている。鍵盤を噛みそうな勢いだ。
2)Revolution Deathsquadは、意外にこのアルバムでも1、2を争う好きな曲である。キーボードがキラキラしてる。当然疾走です。
3)Storming The Burning Fieldsは、なんかもう、このまま何かのヒーロー物のエンディングにすれば良いのに…みたいな曲である。この曲の転調はAngraっぽくて、でもやっぱりKeyが映えてる。
4)Operation Ground And Poundは、中国っぽいイントロから、どこかで聴いたとしか思えない疾走イントロが始まる。お得意の明るい疾走だね。
5)Body Breakdownです。お!珍しくゆっくり…なんて思ってたら15秒ぐらいしか持ちませんでした。走りたくて仕方がないようです。でもこの曲の前半はギターが比較的頑張って隠れてるから…あぁ…やっぱり我慢とか無理か…。この曲は4分過ぎにチョッパーとか入ってて、やっとベースが実力者である事が明らかに。よかったね。
しっかしドラムのデイブ・マッキントッシュ(昔Bal-Sagothにいたらしい)は巧い。前のドラムも好きだったけど、このドラムもかなり良いね。
6)Cry For Eternityですが、この曲が一番長くて8:10秒です。プログレではないのですが…。
まあ一番短くて5:10だしね。
説明するのも疲れます。疾走だし。
でも、聴いてもらえれば分かると思うんですが、明らかに1STとは音のノリが違います。こっちの方が大人かな?まあサビの最後に題名を入れるのはいつもの事なので…
7)The Flame Of Youthです。頑張れオレ。もうすぐバラードだ
ギターだけじゃなく、ドラムも短気みたいで我慢を知らないみたいです。ブラストだし、タムまわしまくるし。
8)Trail of Broken Heartsです。
パワーバラードって…
こんな曲も作れるんだ。頑張ったね。ドラムもギターも頑張ってるやん。(遅くすると頑張ってるって…)
以上です。完成度はドラフォ中恐らくNo.1ですね。
いいアルバムです。バカになりたいのなら聴いてみるとよいかと。
それでは。